あくあたん弐号機義体部はRaspberry Piで制御する移動型カメラ台＋自動給餌器です．左側がUSBカメラ2基（広角＋赤外線）で，この部分は上下動も可能です．
左右への移動はタイヤで行います．上下左右の動力にはLEGOの旧型モーターを2基使い，DRV8830によって制御しています．モーターの定格を遙かに下回る電圧しか与えられませんが，思いの外さくさく動きます．
左右移動時にはモノレールのように，ガイドレールを挟み込んだ状態で移動します．こうしないと机から落ちます．
カメラは2基のサーボで上下左右に首を振れるようになっています．垂直・水平移動だけでは表現できない，水中から水面を見上げた映像や，逆に上空から水面を見下ろす映像を撮ることができます．
自動給餌器は上から軸をぐるぐる回すと餌が適量落ちる仕組みです．これが，自分が思いついた中では最も可動部が少なく済む方式でした．
Raspberry Piはこの下に埋もれています．Raspberry Piにはモータードライバ基板とセンサー基板を2枚重ねにして搭載しており，小型のキャラクタ液晶で現在位置などを表示しています．また，上に鎮座するコップのふち子は進行方向に合わせて向きを変えたり，餌をやるときには踊ったりするというギミック付きです．（部屋に来た人にしか分かりませんが…）