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inproceedings
リポジトリ再構築によるメソッドトレーサビリティの実現
  • 2010年8月
  • ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2010 (SES2010) / pp. 57-62 /
  • 東洋大学,東京
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概要

メソッドレベルの履歴管理は,開発時のみならず保守管理においても非常に有用であると考えられ る.本稿では,ディレクトリ階層の変更やメソッドシグネチャの変更をも追跡するメソッドトレーサ ビリティの実現を目指す.この時,ユーザからの明示的な入力を必要とせず,既に履歴を保存してい るリポジトリから情報を抽出し,リポジトリを再構築するというアプローチで取り組む.実現に向け ての課題は次の 3 つにまとめられる.(1) 変更前後のメソッドの対応付けを自動的に行う,(2) 任意の メソッドのログを出力できる履歴管理を行う,(3) 既存のリポジトリから,履歴を再現するよう情報 を抽出する.これらの課題に対して,分散バージョン管理システムである Git の機能を活用してシス テムを構築した.オープンソースプロジェクトでの適用結果から有用性を確認した.
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