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Identifying systematic changes of Java source code structure
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Abstract

リファクタリングなどのソースコード構造の変更はソフトウェア開発において不可避な活動であり,保守性向上の面で推奨もされている.しかし版管理システムからは,個々のファイル間の変更や行レベルの差分しか得られない.このため複数のファイルにまたがる,クラスやメソッドなどの要素に対する移動や名前変更といったソースコード構造の変更は,網羅的な把握が難しい.本稿は,変更前後のソースコード構造に対する体系的変更内容を復元する手法を提案する.ソースコード構造の変更分析のコアとなる技術はソースコード要素の対応付けである.要素間の対応付けにおける従来手法は主に部分グラフの類似度から求めるものであったのに対して,我々は主に要素の属性間の類似度(テキストの類似度)から対応付けを求める.工夫した点は,対応付けの決定において,実証的に求めたデータを用いてベイズ推定を行うステップを導入したことである.AndroidとEclipseから選択した6つオープンソースソフトウェアへ適用し,精度良く対応付けができ体系的変更内容を復元できた結果を報告する.しかし,従来手法との比較評価は行えていないので今後の課題である.
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