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Quantitative Analysis of Method Call Changes Related to Bug Fixing
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ソフトウェアの開発において,プログラムの再利用や効率的なプログラム作成のた めに,API(Application Program Interface)が用いられる.しかし,使用方法や 使用例についてのドキュメントが整備されていないことも多く,API を適切に使用 することは難しい.API の設計や提供方法などについての定性的な議論は行われて いるが,これまで定量的な分析はほとんど行われていない.本稿では,不具合修正時 に各メソッド呼び出しに対する変更が実際にどれほど行われているかを分析する.特 に,不具合修正時に頻繁に修正される特徴的なメソッド呼び出しがあるか,複数のプ ロジェクトで共通して頻繁に変更されているメソッド呼び出しはあるか,プロジェク トの時間経過によって変更対象となるメソッド呼び出しに変化はあるか,を明らかに することを目標とした.各変更がどのメソッド呼び出しに影響するかを明らかにする ため,プログラム依存グラフに基づく分析を行った.7 つの Java のオープンソース プロジェクトに対してケーススタディを行った.分析結果から,プロジェクト特有の 頻繁に変更されるメソッド呼び出しがあること,複数のプロジェクトにて頻繁に変更 されているメソッド呼び出しもあること,時間経過によって変更対象となるメソッド 呼び出しが変化することを明らかにした.
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