PMAN3: 仕様

 

豊富な機能

PMAN3で実装されている主な機能は次の通りです.

  • 業績の追加・削除・修正
  • リスト,表,LaTeXの3つのビュー
  • キーワードによる業績データのフィルタリング
  • 業績データへのタグ付け(自動/手動)
  • 論文本体の電子版や発表資料の添付
  • BiBTeX形式に準拠した入力項目
  • 各業績をBiBTeXエントリの形式で出力
  • ユーザーが編集可能なカテゴリによるカテゴリ別表示
  • 英語/日本語モードの切り替え
  • オプション設定はWeb上のメニューから設定可能
  • キャッシュによる同一ページへのアクセス時間短縮
  • インストーラCGIスクリプトが付属しています

PMAN2との比較

PMAN3は0から書き直されました.PMAN2に比べて何が改良されたのでしょう.

  • DBの採用により,高速かつ安全にデータの管理ができるようになりました.
  • タグの採用により,業績の傾向がわかりやすくなりました.
  • 見栄えを全てCSSに任せたため,カスタマイズが簡単です.
  • 1業績に対して複数のファイルを添付可能です.
  • 添付ファイルもDB内に格納していますのでファイルの置き場に悩むことも無くなりました.
  • 著者の順をDB化しているので,例えば筆頭著者の検索が可能になりました.
  • ユーザ定義分類(PTYPE)の順を変更できるようになりました.
  • XMLでの出力をサポートしています.
  • オプション設定はメニューから設定できます.
  • 細かい不具合修正は無数にあります.

ちょっとだけ,気になる点もあります.

  • 正直に言って,要求するサーバのスペックは上がってしまいました.DBへのアクセスなどが思った以上に高負荷なので,Webサーバとしてできるだけ性能の良い計算機を用意してください.例を挙げると,armの1.0GHz, 64MB memで動くNASでは水野の業績リストの表示に5秒程度かかりますが,Quad Xeon 2.6GHz, 16GB memでは同じページの表示に0.2秒ぐらいしかかかりません.