Automated aquarium monitoring

Sorry, this entry is only available in Japanese.

IMG_7319

Introduction

水槽自動監視システムは,Raspberry Piといくつかの電子回路を組み合わせたものです.室温,水温(3水槽),気圧,湿度測定,冷却ファンの制御,照明等の外部AC機器の制御で実現しています.

aquatan

Raspberry Pi

Raspberry piは複数のGPIOを制御でき、I2Cを利用することもできます。また、後述の1 wire温度センサを利用するモジュールも持っています。制御プログラムはlinux上でshell script, perl, Cなど、様々な方法で実装できますし、定時動作もcronで行えますので、いろいろ楽です。ただし、Raspberry piはアナログ変換(ADC)を持たないので、接続する機器はデジタル的に値を返してくれるものを選びます。

温度計

温度センサはDS18B20を利用します.RaspberryPiはDS18B20用のドライバを持っていますので,GPIOに接続するだけですぐに利用できます.DS18B20は並列接続してもデータpinを1本しか占有しないので複数の温度計を簡単に利用できます.

MPL115A

気圧計

気圧センサはMPL115Aを利用します.これはI2C接続の気圧センサです.I2C機器は全て同一のバスで利用できます。

湿度計

気圧センサはDHT11を利用します.こちらも1信号線だけで測定値が取得できます。

LCDパネル

I2C接続の秋月のAQM-0802Aを利用します.8×2行と表示は狭いですが、測定値をリアルタイム表示する程度であれば問題ありません。

AC機器制御

AC100V用のリレーを駆動させるだけのものです.Solid State Relay(SSR)を利用しています.リレーは秋月電子で販売している20A用のキット(250円)を使います.このキットは値段の割に非常に使い出がありますので,是非まとめ買いしておきましょう.